トリドールグループでは、「食の感動で、この星を満たせ。」をスローガンに掲げ、商品・サービスを通じて世界中の皆さまへ、食の感動体験を提供したいと考えています。外食は「もっとも身近なレジャー」であり、食を通じた感動を体験いただくことで心と体が満たされ、日々の活力につながると信じています。
そして、感動体験を提供するためにはまず従業員一人ひとりが幸せである必要があると考え、現在トリドールグループではハピネスを高める要素を整理して定義付けした上で、従業員のハピネスを高める取り組みを行っています。従業員のハピネスが高まれば、一層お客さまに感動体験をご提供でき、その結果お店には活気が溢れ繁盛し、その利益を再び従業員のハピネスに還元する、ポジティブなサイクルが出来ていくものと考えています。
このポジティブなサイクルの成果の一つに、お客さまから寄せられるお褒めの言葉があります。従業員の行動に対し、カスタマーサービスセンターへの直接のお電話や、コーポレートサイトのお問い合わせフォームにて、お客さまから「感動した」というあたたかい言葉をお送りいただいています。ここでは、年々増えている「お褒め」のメッセージの中から、6つのエピソードをご紹介します。
お店の前のやさしい景色
先程、金沢店を利用させていただきました。食事が終わり、車で帰ろうとしていたとき、下校途中の小学生が集団で歩いていました。お店の前の道は交通量も多く、「危ないな」と思い見ていると、お店の中から男性の店員さんが出てきて子どもたちに声をかけていました。
「じゃーねー」と手を振っている子どもたちと、店員さんが手を振る姿がとても素敵な光景で、仕事で疲れていたのですが、とてもやさしい気持ちになりました。
お店の中のことではないですが、嬉しくなってメールしてしまいました。
手づくりレインコートが、お子様を笑顔に
6歳と3歳の子供を連れて徒歩でお店に伺いました。食事を終えてお店から出ようとすると、急な大雨が降ってきました。店先で途方に暮れていると、休憩中と思われる女性の店員の方からお声がけいただき、新品の大きなビニール袋を破って子供のために即席のポンチョ型レインコートを作っていただきました。
お電話にてお礼を差し上げようとも思いましたが、忙しい中失礼かと思いフォームを利用させていただきました。丸亀製麺は家族でよく利用させていただいています。これからも末長くお世話になりますので今後ともよろしくお願いいたします。
小さなお客さまに、お花のプレゼント
先日お昼ごろに、友人と娘と3人でお店を利用させていただきました。すると、娘が大泣きし始めてしまったため、お店の外に出て対応をしていると、男性の店員さんが外まで出てきてくださり、娘にお花を渡してくださいました!
娘は泣き止み、いただいたお花を見て「お花かわいいね」とすごく喜んでいました。そのお花は、お水につけて家で飾らせていただいています。本当にありがとうございました!!
またお店を利用させていただきます。
手話で伝えてくれた「いらっしゃいませ」
こんにちは。今日とても素敵なことがありました。僕たちは耳が聞こえづらく、喋ることが困難です。受付の際、話すことが難しいことが伝わると店員の方は筆談をしてくれました。席に座ると、別の方がテーブルに来て、手話で「いらっしゃいませ」と表現してくれました。
その方は入り口で案内してくれた時は手話ではなかったので、誰かに教えてもらったか、僕たちのために調べてくれたのだと思いました。
この方に手話で「ありがとう」と伝えましたが、僕にはこの方に、手話以外で気持ちを伝えることができませんでしたので、会社の方から、この方に心から感謝をお伝え下さい。
お客さまを見た連携
タレかつ丼を注文した際に、子ども連れだった私に「お子さまと食べやすいように小さく切ることもできますよ」と提案してくださり、カツを小さく切ってくださいました。
またお会計のときにも、子どもに飴をいただいたのですが、「お子さんがもう1人いたから2つあげてね」とレジ担当の方にも声をかけてくださり、ありがとうございました。子どもたちがケンカせずに済みました。
よく客側を見てらっしゃるんだなと感心しました。気遣いありがとうございました。嬉しかったです。また利用します。
ピザがつないだ時間と夢
3年ほど前に、日本から小さな子どもを連れて伺いました。いつも息子は外食すると落ち着きがなく、座っていられないのですが、このお店では、なんとシェフが、「一緒にピザを作ってみる?」と声をかけてくれました。息子が夢中になってくれたので、大変助かりました。
以来、息子の夢がピザ職人になり、道具も揃えました。コロナ禍で行けなかったのですが、絶対にまたお店行こうね、と話していました。
ようやく今年、パンデミックも落ち着き、再び伺うことができ、偶然同じシェフにもお会いできました。息子の成長にとても驚いている様子でしたが、「また一緒に作ろう」と誘ってくださいました。国を超えて、年月も超えて息子のピザ職人への情熱を育んでくださった親切な行いに、心から感謝いたします。