
従業員の内発的動機を高める取り組み
心的資本経営では、「働く理由」を会社が与えるのではなく、一人ひとりの内側から生まれる意欲や誇りを育むことを重視しています。
その代表的な事例が「家族食堂制度」と「MAHALO」です。
家族食堂制度は、従業員だけではなくその家族の幸せにも目を向けた取り組みです。
中学生までのお子さまがいる従業員を対象に一定額の店舗でのお食事を補助します。家族と一緒にお店でご飯を食べることで忙しい日常に少しでもゆったりとした時間を感じていただくこと、またお子さまがお店に足を運び家族が働く姿を見ることによって、日々の仕事への理解と共感を深めてもらうことを目的としています。 家族からの「頑張っているね」という言葉は、従業員にとって大きな励みになります。
トリドールホールディングスでは従業員が仕事を通じて成長し、その成長を家族と共有できる環境づくりを進めています。
また、「丸亀ファミリーホリデー」や「丸亀ファミリーナイト」なども実施し、仕事と家庭の両立を支援しています。
家族食堂では、お子さまが食事を楽しむだけでなく、家族の働く姿を見てもらうきっかけにすることも意図している。
「MAHALO」で仲間の成長に貢献する組織をつくる
コナズ珈琲では2026年より、成長感謝ポイント制度「MAHALO(マハロ)」を開始しました。これは従業員同士が感謝や成長支援を伝え合う仕組みです。
特徴は、成果そのものではなく、仲間の成長への貢献を評価することです。「教えてくれてありがとう」「助けてくれてありがとう」という日常の行動を見える化し、互いに高め合う企業文化の醸成を目指しています。
「MAHALO(マハロ)」はハワイ語で“ありがとう”を意味する言葉。思いやり・協調性・心地よさ・謙虚さ・忍耐を意味する「ALOHA」の精神でお客さまに対応し、従業員同士でも感謝を分かち合います。
これらの制度の本格的な成果の測定はこれからですが、従業員同士のつながりを強める新たな仕組みとして期待されています。