当社には、自社のブランドや事業に対する社員の強い「愛情」とエンゲージメントを感じます。これは、経営理念である「心的資本経営=ハピカン経営」が社内に浸透している表れと実感しています。
一方で、今後のグローバル展開の加速に伴い、「ハピカン」の概念を海外へいかに浸透させていくかが重要なテーマとなります。特に、M&Aによりグループに参画した企業を含め、現地の責任者との意思決定プロセスを構築し、実効性の高いガバナンスコントロールを確立していくことが今後の経営課題だと思います。
当社の取締役会では、社長を含む経営陣に対して忌憚のない活発な議論が行われています。また、経営会議が設置されたことにより、トップダウンの意思決定に偏ることなく、組織的かつ段階的に議論を重ねて判断を下すプロセスも構築されつつあります。
当社の強みである高い行動力や積極的な成長志向は企業の活力の源泉です。もっとも、成長過程においては、当社が置かれている状況を客観的に分析する視点が欠かせません。経営陣や社員の皆さんに伴走して適切な助言を行い、重大なリスクを未然に防ぐような「リスクのストッパー」としての役割を果たし、当社の持続可能な企業価値向上に貢献したいと思います。