トリドール行動基準

第1章【トリドール行動基準】の基本的な考え方

私たちの使命は、『食』を通じてお客様に満足と感動を創造することを最高の喜びとし、私たちの使命に共感していただける方々との協同によって、成長および発展を目指します。また、私たちは企業の繁栄を恒久的なものにするため、常に公正な立場で、人や社会、環境に対する責務を果たし、多くのお客様が楽しみ、幸せな気分になれる空間作りと相互の幸福の実現を目指します。

第2章 お客様との約束

1.商品について

(1) 商品の安全と安心

私たちは、お客様の『食べる喜び』を第一に考え、お客様に満足していただけるように、安全で高品質な商品の提供に努めます。私たちのお店は、お客様の目の前で調理することで商品を作る工程をお見せし、安心して食をお楽しみいただけるように、常にお客様の視点に立って営業を行います。

(2) できたてにこだわった商品作り

私たちは、できたてに勝るおいしさはないと考えています。『店内調理』と『手作り』にこだわった『できたて』の商品を提供します。

(3) 安全で高品質な商品の提供

私たちは、常に安全で高品質な商品をお客様に提供するために、食材および商品の機会点(課題)を発掘し、改善に努めます。

2.サービスについて

(1) 誠実な対応

私たちは、ご来店いただく全てのお客様を、真心を込めたおもてなしでお迎えします。『お客様センター』を通じて、より多くのお客様の声を真摯にお聴きし、誠実かつ迅速に対応します。

(2) 快適で実演性豊かな食の空間の提供

私たちは、従業員の動作、店舗のレイアウト、照明などに気を配り、ご来店いただく全てのお客様が、小さな感動に出会える快適で実演性豊かな食の空間を提供します。

3.食品安全について

(1) 食品安全に関わる事故の未然防止

私たちは、事故を未然に防止するために常に食品安全上のリスクと向き合い、外部検査機関による定期的な店舗の衛生調査や、店舗の日常点検を通じて、課題の発見、改善を行います。

(2) 食品安全に関わる事故が発生した場合の対応

私たちは、事故が発生した場合は社内規程に沿い、迅速かつ適切な対応を行います。また、お客様や行政機関をはじめ社会に対して誠実に説明責任を果たします。

4.顧客情報の守秘について

私たちは、法令や社内規程に従い厳重な管理の下、営業活動で得る顧客情報の保持および活用を行います。また、顧客情報の漏洩防止のため『情報セキュリティ』の強化と従業員に対する教育を計画的に実施し、情報管理に対する万全な体制を構築します。

第3章 従業員同士の約束

1.基本的人権の尊重について

私たちは、雇用や処遇に当たり基本的人権を尊重し、性別、年齢、国籍、社会的身分、障がいの有無または宗教、信条などを理由として、従業員に対していかなる差別的な扱いもしません。

2.労務関連諸法令の順守について

(1) 労働時間の管理

私たちは、労働基準法の定めを順守し、従業員の健康障害を未然に防止するために、『安全衛生委員会』を通じて、労働時間管理に関する諸問題の改善に努めます。

(2) 労働安全衛生の強化

私たちは、労働安全衛生法、その他労働関係諸法令を順守し、従業員の安全と健康を守るために、『安全衛生委員会』を通じて設備、作業方法等の改善に取り組み、職場の危険有害要因の除去に努めます。また、心身の健康を維持向上するために産業医および衛生管理者の助言を受け、ストレスの少ない職場環境作りに努めます。

(3) セクシュアルハラスメントの禁止

私たちは、地位や立場を利用して性的関係を強要すること、不必要に相手の身体に触ること、相手が嫌悪感や不愉快を感じるような言動等は決して行いません。また、従業員が性による差別や不利益を受けることなく、職場の対等なパートナーとして、働きやすい環境が守られるよう、お互いに協力します。

(4) パワーハラスメントの禁止

私たちは、職場において職務上の地位や影響力を利用して、業務上の適正な範囲を超えた相手の人格や尊厳を侵害する言動を繰り返し行うこと、働く環境を悪化させ雇用不安を与える等は決して行いません。また、従業員それぞれの価値、立場、能力などといった違いを認め、互いに受け止め、尊重し合います。

(5) マタニティハラスメントの禁止

私たちは、上司、同僚が職場において、働く女性が妊娠・出産・育児をきっかけに精神的・肉体的な嫌がらせを受けたり妊娠・出産・育児などを理由とした雇止め、自主退職の強要で不利益を被ったりするなどの不当な取り扱いは決して行いません。また、従業員が多様な働き方を理解し、働きやすい環境が守られるようお互いに協力します。

3.教育訓練制度について

私たちは、従業員の職務遂行能力を向上し、重要な技能を伝承するために、『採用時オリエンテーション』、『新入社員研修』、『フォローアップ研修』、『職位別セミナー』等を通じて計画的に教育訓練を実施します。

第4章 関係者との約束

1.ステークホルダーの皆様に対して

(1) 企業価値と社会価値の向上

私たちは、経営資源を有効に利用し、より多くの付加価値を生み出すことで企業価値の向上に努めます。

(2) 会社情報の開示と発信

私たちは、株主や投資家の皆様に対し、事業内容の詳細や投資判断に関する重要な経営情報を、法令、東京証券取引所開示ルール、社内規程に従い適時かつ継続的に公表します。

(3) 財務報告の信頼性の確保

私たちは、財務情報の信頼性を確保するため内部統制システムを構築し、内部監査室によるチェックを計画的かつ組織的に実施します。

2.お取引先に対して

(1) お取引先の公正な選定

私たちは、お取引先の選定に当たり、候補業者の実績および信頼性、品質やサービスなどを総合的に判断します。

(2) 公正で透明性のある取引

私たちは、お取引先の通常の営業方法や私たちとの取引が、法令に従っているかを絶えず点検しながら、公正で透明性のある取引を行います。

(3) お取引先からの過剰な贈与や接待の禁止

私たちは、常に仕入先や協力会社と健全かつ公正な関係を保つために、たとえ直接の利害関係がなくともお取引先からの贈与や接待などは受けません。

(4) お取引先の機密事項の守秘義務

私たちは、お取引先からの情報や機密事項は守秘し、情報提供者の承諾なく社外に開示しません。また、社内でも規程に従い情報共有の範囲を限定します。

3.社会に対して

(1) 法令の順守

私たちは、企業活動および日常生活に係る諸法令を正しく理解しこれを順守します。

(2) インサイダー取引規制の順守

私たちは、インサイダー取引規制の趣旨を理解し、企業活動に係る重要情報の取扱について細心の注意を払います。また、第三者から見て、インサイダー取引と疑われる行為を行いません。

(3) 地域社会との友好的な関係作り

私たちは、地域社会や関係者の意見に耳を傾け、事業活動の改善に反映します。

(4) 反社会勢力に対する対応

私たちは、反社会的勢力に対し毅然とした態度で臨みます。不当な要求には決して応じず、警察当局との連携をとり、断固としてこれを拒絶します。

4.行政に対して

(1) 行政との健全な関係

私たちは、行政の使命と責任(公共の利益に奉仕する)を理解し、公正で透明性のある健全な関係を保ちます。

(2) 官公庁などへの報告や調査協力

私たちは、法令に基づき官公庁への各種届出、会計記録の報告、納税などを誠実に行います。また、事故や違反行為などが発生した場合は、迅速に官公庁に報告し、調査や原因究明に全面的に協力します。

5.環境に対して

(1) 持続可能な社会への貢献

私たちは、事業活動が環境に与える影響を正しく理解し、社会の持続的発展に向けて、地球温暖化ガスの排出抑制と、資源の有効活用に取り組みます。

(2) 環境法令等の順守

私たちは、環境に関する法規制を順守し、社会的要求事項についても自主的に目標を定めて推進します。

(3) 環境に配慮した開発と人作り

私たちは、環境に配慮した店舗、商品、サービスの開発と、環境意識の高い人材の育成を推進します。

(4) 環境マネジメント

私たちは、環境目標を設定し、目標達成のための行動計画を定め、継続的な環境負荷の低減を目指します。

第5章 リスクマネジメントとコンプライアンス

1.リスクマネジメント委員会

私たちは、『リスクマネジメント委員会』を通じて、リスクの発生頻度や影響度を評価し、事業の円滑な運営に重大な影響を及ぼすあらゆるリスクに対し、未然防止、回避、軽減、移転の対策を講じます。

2.安全衛生委員会

私たちは、『安全衛生委員会』を通じて事故や災害の無い安全で快適な職場作りを行い、従業員の安全と健康を守ります。

3.内部通報制度の徹底

私たちは、『内部通報制度』を通じて法令、定款、社内規程に抵触、または抵触する恐れのある行為および行動をいち早く発見し、適切な処置を行うことでコンプライアンス体制の充実を図ります。

4.内部監査の重視

私たちは、計画的、組織的または随時に実施される会計監査、業務監査に協力し、コンプライアンスの強化、業務の品質向上に努めます。

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