根本菜摘
NATSUMI NEMOTO

お店づくりに魔法なし!
スタッフとともに熱い想いでその街に合ったいぶきうどんを

About Me

栄養系の大学を卒業後、2016年、新卒で入社。東京生まれの東京育ちだが、初年度から大阪のいぶきうどん初号店での勤務を任され、そこで人情に篤いコミュニケーションを身につける。2017年7月、東京進出となるいぶきうどん吉祥寺店の店長に。「食を通じて、地域の人にとって温かい場所を提供したい」という自らの想いの実現に挑戦。2019年8月からはいぶきうどん全体をマネージメントする立場となって、今後の同ブランドの躍進を担っていくことになる。

What's 'Finding'?

リピーターはいても、常連さんはいない。
大阪のスタイルにこだわらず、吉祥寺のスタイルを築きあげようと決意

「あれ? 東京のお客さんが求めているものは違うんだ……」
いぶきうどん吉祥寺店の運営を任せられて半年ぐらいでおぼえたこの違和感が、店舗を盛り上げていくための切り口になりました。
いぶきうどん初号店にジョインした大阪での一年間は、とにかくお客様に向き合うことに力を注ぎました。一人ひとりのお客様と臨機応変に対話することで、たくさんのお客様に喜んでいただけ、店舗の向かいに住む女の子からは「大きくなったら『ちゅる姉(ちゅるちゅる[うどん]を作るお姉さん)』になる!」と言ってもらえたほどでした。
その経験を糧に2017年夏、東京の吉祥寺店へ移りました。うどんの味には絶対の自信がありますし、接客にも自信がありました。事実、お客様の数も順調に伸びていきました。けれど、大阪のお店とはどこか違います……。言ってみれば「リピーター」はいても「常連さん」はいないような感じで、理想のお店になっていないのです。「東京のお客さんの求めているものが違うんだ」と感じたのはその頃のことです。
ですが、ここで落ち込むわけにはいきません。こんな状況だからこそ「絶対にやってやろう」と意気込みを新たにし、頭に浮かんだのが大阪での成功体験に固執するのではなく、「大阪と同じではダメなんだ」という新しい視点でした。

What's 'NEW'?

なんとなく良いお店はいらない。私が目指すのは「すごく良い」お店。
そのためにできることは接客と味でファンを増やすこと

私の目標はいつもただの良いお店ではなく、すごく良いお店をつくることです。
大阪での成功体験に固執せず、新しく魅力的なお店をつくるためには何をすればいいのか。
ただ熱く、がむしゃらになるだけではありません。店をよく見て、時にはお客様に感想を聞くなど、店全体を俯瞰できる目線で観察し、情報を集めました。そうして得たのは、「お店に柔らかな雰囲気を生み出すこと」「味をもっと多くの人に知ってもらうこと」の二つが実現できれば、「すごく良いお店」と感じるお客様が増えるに違いないという確信でした。
吉祥寺店のお客様は大阪での接客のような濃い関係よりも、自然な柔らかさを求めていました。お客様との距離が近い関係も素敵ですが、ここでは、スタッフがつねに柔らかな表情で、必要な時には会話をする。そのぐらいの距離感が好まれていました。そこでスタッフ採用では自然な表情で人柄を伝えられる人物の採用にこだわりました。
次は味です。もちろん味そのものには自信があるので、知ってもらうことが大事です。「おいしそうだな」と思うだけで通り過ぎてしまうお客様を振り向かせるために、徹底的に出汁の試飲や情報提供を行い、道行く人に「いぶきのおいしさ」を伝えていきました。
この二つを徹底することで、「すごく居心地が良くて、すごくおいしい」イコール「すごく良いお店」に近づくことができ、遠方から来て下さるファンの方も生まれました。

What's 'VALUE'?

「愉しいな」と感じてもらえる店づくりに魔法はない。
その土地にあった雰囲気を築くためにスタッフとともに熱く楽しく

いぶきうどんは「何度も来たくなる店」を目指しています。そのためには、単に「おいしいな」だけではなく、「このお店、愉しいな」と思っていただくことが非常に大切です。
大阪の店舗での体験のようにお客様の顔を見て臨機応変に動くことは今でも大事にしています。守るべき価値観はしっかりと守りながらも、かつての成功体験が、次の成功も保証してくれるわけではない。吉祥寺店ではそんなことを強く学びました。これからは吉祥寺店だけではなく、マネージャーとしていぶきうどんの店舗を複数見ていくことになります。大阪の本店や吉祥寺店のように、その土地、その店にふさわしい店舗像が必ずあります。
ただ、どこでも簡単に理想のお店をつくれるような魔法はありません。大切なのは、しっかり周囲を観察し、理想の店舗像を見極めて、そして行動することです。お客様がハッピーになることはもちろん、スタッフも、自分自身も会社もハッピーになるために、何をどうすれば良いのか。よく見て、よく考えて、そして変えなければいけないことがあれば躊躇せずチャレンジする。そんな気持ちと行動が、「すごく良いお店」づくりには大切です。
これからも蓄積した経験を活かしながら、成功体験には固執せず、私らしくお客様やスタッフ、会社に貢献していきたいと想います。

休みの日は、頭の中をリセットするためにホットヨガに行ったり、スパへ行ったり。一度スッキリとした上で、また色んなことを考えてみます。

感性を磨くため、半年に一度の計画的付与は、海外へ。いろんな世界を見るのが、何よりの楽しみです。

自然の力を借りてエネルギーチャージ!自然と自分に素直になれるんです。パワーをもらいに車を走らせたり、たまにはキャンプしたりします。